金属アレルギーパッチテスト検査のススメ


金属アレルギー反応を確認するパッチテスト。かゆくなったり、赤く炎症をおこしたりする原因となるアレルギー性の金属がわかります。

店主が20年来の金属アレルギー持ちであるという理由でこのお店をオープンするにあたり、事前に皮膚科で金属アレルギーのパッチテストを受けました。

ピアス、歯科金属注にはいろいろな金属が含まれ、長年装用している間に汗や唾液など、体液によってイオン化した金属が体内に取り込まれます。そして段々と金属が蓄積されていきます。そしてアレルギー反応が起こることがあります。
(花粉症になんだか似ていますね)
 

金属アレルギーは「遅延型アレルギー」

で金属に触れてから症状が出るまでに時間がかかり、金属製装飾品などでその部分に症状がすぐに出る場合以外は、気づきにくいアレルギーの一種です。
 

金属アレルギーのパッチテストは皮膚科で皮膚表面(背中)に金属を含んだ試薬を貼付し、アレルギー反応を起こすかどうかを調べるものです。

テストでは、ピアスや歯科で使用される金属の16種類(アルミニウム、コバルト、スズ、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム、重クロム、クロム、ニッケル、金、銀、銅、白金、亜鉛、鉄)を検査することができます。
※皮膚科によっては内容が違う場合もあります

 
 

テスト日:2013年2月20日


貼付期間:48時間
診察:48時間後と72時間後の2回
 

パッチテスト初日はこのような感じです。

金属アレルギーの反応を見るため、皮膚科にいって金属アレルギーパッチテストをしている写真です。今回は背中に金属片を16種類くっつけてアレルギー反応がどのように表れるかをテストします!

?.写真のように金属試薬を紙に染み込ませたものを背中に貼付します。
これで丸2日間お風呂&水濡れNGです。特に夏は汗をかくので冬よりも反応し、
かゆくなりやすいそうです。
ですので、パッチテストをするのは汗をかかない時期がおすすめだそうです。

〜この48時間が本当にかゆいです!!!でも掻いたらダメ、パッチを取ったらダメ。
ひたすらガマンです。〜


.48時間後、皮膚科にてやっとパッチを取っていただけます。そして先生の目視での診察。
その際にどのくらい反応したか、マーカーにて印をつけます。
この時、お薬の処方はしていただけません。反応のあった部分を掻かないように絆創膏を貼っていただきます。

.72時間後、先生の目視での診察。前日マーカーにて印をつけたところがどのような
状態になっているかどうかの診察です。そして塗り薬とアレルギー反応を抑える飲み薬を
いただきました。一週間くらいでかゆみは治まるとのことでした。

 

パッチテスト結果はこのような感じです。


金属アレルギーで反応がでた肌の様子です。金属アレルギー反応が出た部分は、肌が赤く炎症をおこしています。炎症だけであれば、まだ金属アレルギー反応としては、軽い??

私の結果は、赤い部分と白く膿みのようなものの吹き出物が出来るといった
状態でした。とにかくかゆい、の一言です。下の画像はもう少し拡大したものになります。
ここまでアレルギー反応がひどいとアクセサリーをつけることはしばらく無理です。

かわいいアクセサリーであっても、また付けておしゃれしたいとは、思わなくなってしまうこともあります。
プレゼントでもらったものだと、送った方も残念な気持ちに。。。



ひどい金属アレルギー反応がおこった場所は、膿が溜まったような吹き出物になってしまっています。また、肌も黒く染まっている部分もありました。これが首や耳たぶで炎症になってしまうともう、アクセサリーはつけたくなくなりますね。

以下の表と併せてみていただけると一目瞭然ですが、一番反応したのは

○ コバルト
○ 重クロム

でした。



金属アレルギーパッチテストの診断結果。アレルギー反応が起こった金属を医師が診断し、最終的に結果シートをもらえます。これで金属アレルギー原因となる材質が一目でわかります。
 
No. 検査金属名 パッチテスト結果
01 アルミニウム(aluminium) ※塩化アルミニウム2% -
02 コバルト(cobalt) ※塩化コバルト2% ++
03 スズ(stannum) ※塩化第二スズ1% -
04 鉄(ferrum) ※塩化第二鉄2% -
05 白金/プラチナ(platinum) ※塩化白金酸0.5% -
06 パラジウム(palladium) ※塩化パラジウム1% -
07 マンガン(manganese) ※塩化マンガン2% -
08 インジウム(indium) ※三塩化インジウム1% -
09 イリジウム(iridium) ※四塩化イリジウム1% +
10 銀/シルバー(argentum/silver) ※臭化銀2% -
11 重クロム(chrome) ※重クロム酸カリウム0.5% ++
12 硫酸クロム(chromic sulphate) ※硫酸クロム2% -
13 ニッケル(nickel) ※硫酸ニッケル5% +
14 亜鉛(zinc) ※塩化亜鉛2% -
15 金/ゴールド(aurum/gold) ※塩化金酸0.2% -
16 銅(copper) ※硫酸銅1% -

金属アレルギーの原因は、こちら
 

パッチテストを受ける前は漠然と「高いものはかぶれない」と思っていましたが、そうではありませんでした。結果の表を見てはっきりしました。


プラチナはかぶれない、K18は体調?によってかぶれない、という思い込みから今までさんざんジュエリーやアクセサリー選びにふりまわされてきました。

調べると、18K(75%が金)には銀、銅、パラジウム、ニッケルが使用されていて、アレルギーを起こすことがあるそうです。
ということは、私は汗をかいた時、ニッケルに反応してかゆくなっていたということです。

金属アレルギーの結果を見てわかるように、人によってどの金属に反応するかはその人の今までの生活によって違ってきます。

--- ニッケルを多く体に蓄積してきた。
--- アルミニウムを多く体に蓄積してきた。etc...

食べ物からかもしれない、化粧品からかもしれない、歯科治療金属からかもしれない、合金を使用したジュエリーからかもしれないですね。


金属アレルギーに対する対策は、こちら
 
おまけ

店主の金属アレルギーによるかぶれの実績?!

・ズボンの金属のボタンやファスナーでかぶれる
・安い時計の金属の部分でかぶれる
・オシャレな雑貨店等で販売されていた可愛いピアスでかぶれる
・彼氏からのプレゼントのジュエリーでかぶれる(涙)
・ヘアピンでかぶれる
・金属のヘアバンドでかぶれるからプラスチックのものしか身につけられない
・ローライズのジーンズをはいていてベルトのバックルが皮膚に接触
・バッグの持ち手が金属チェーンのもので夏に肩にかけていたら、肩が赤くはれてかゆくなる
・K18ピアス。夏は汗をかくから特にかぶれる → 18Kならいつもかぶれないのに、なぜ?という疑問が過去にはありました・・・。

リストアップするとキリがないほどです。皆さんも経験ございませんか?